久しぶりな気がするBL小説
読んだ。
よく考えたら久しぶりじゃないな。MMは読んだけど、なんとなく感覚が違うのと紙では久しぶりに読んだ。
一穂さんはすごく好きな小説家の一人で、ふったらどしゃぶりは人生の中でかなり大切なBL小説。
一穂さんの小説自体も久しぶりに読んだ。最近は一般文芸のほうでも有名になっていてすごいなあって一人で勝手に感動している。
話の内容的には刺さりはしないんだけど、ああ一穂さんの文章読んでる…!!!って気持ちがすごくて読んでよかった。
一穂さんの文章めちゃくちゃ好き。優しくて言葉選びが穏やか。語彙力なさ過ぎて言語化がうまくできないけど、一穂さんの文章の優しさがあふれた世界になってほしい。
彼女がいるのにほかの人へどんどん気持ちが持っていかれてしまったりするの、彼女側からしたらとんだカスだし両手を挙げて喜べる関係ではないけど。それもまた乙かな。
ふったらどしゃぶりもそうだしなあ。
紙で読むとやっぱり紙の良さを感じる。質量というか手の中にちゃんとあって、物質としてページを捲れるのが好きだなと思ってしまう。
そんな感じ。
ありがとうリバ
読んだ。脳が狂った。
リバ大好き党で年中無休でリバを求めているのですが、めっちゃいいリバだった…。
元ヤンと元華奢男子の話なんですけど、本当によかった…。
元々は元ヤンが攻めなんだけど、華奢男子の方が相手を抱きたくなってという感じ。
お互いに深い愛情がある中でのリバは最高…。お互いがお互いをめちゃくちゃ好きって感じで脳が狂った…。
リバに感謝しつつ今年もいっぱいBLを読んでいきたい。
久しぶりのMM小説
読んだ。久しぶりのモノクロームロマンス文庫。
アドリアンイングリッシュはずっと気になっていたけれど、なかなか手が伸びなかった。
愛しのKindle Unlimitedの対象だったので読んだ。電子書籍で小説が読めるようになっていて嬉しい。今はKindle Paperwhiteが欲しい。
面白かった。以前ロイヤルシークレットを読んだ時も思ったけれど、海外のBLと日本のBLは同じBLだけど全然違う。
日本のBLはどちらかというと恋愛が主体になっているものが多い気がする。海外のBLは生活の中に恋愛がある感じ。生活とか人生。
海外の方が視点が広い気がする。私が読んだものがそうなだけかもしれないけれど。
アドリアンイングリッシュは小説の時代的な意味もあってか同性愛嫌悪がかなりしっかりと入っている。ホモフォビアだっけな…?
かくいう小説の第二の主人公のジェイクもゲイに対しての侮蔑をしっかりと表している。彼は警察官でずっと自分がゲイであるということを徹底的に隠し、これからも隠し続ける。
アドリアンの周りの人間の絶妙な無神経さというか、無自覚な差別意識が隠すことなくしっかりと描かれていて見えない壁を感じた。
二人のジリジリとした関係の進み方、同性愛者という自身のセクシュアル観に対してのスタンスの違いとかがすごく良かった。
多分ジェイクの考え方とかスタンスはずっと変わらないのだと思うと、人生を感じる。
読んで良かった。電子で小説は読めるようになったけれど、やっぱり紙の方が読みやすいので、紙本が欲しい。