久しぶりな気がするBL小説
読んだ。
よく考えたら久しぶりじゃないな。MMは読んだけど、なんとなく感覚が違うのと紙では久しぶりに読んだ。
一穂さんはすごく好きな小説家の一人で、ふったらどしゃぶりは人生の中でかなり大切なBL小説。
一穂さんの小説自体も久しぶりに読んだ。最近は一般文芸のほうでも有名になっていてすごいなあって一人で勝手に感動している。
話の内容的には刺さりはしないんだけど、ああ一穂さんの文章読んでる…!!!って気持ちがすごくて読んでよかった。
一穂さんの文章めちゃくちゃ好き。優しくて言葉選びが穏やか。語彙力なさ過ぎて言語化がうまくできないけど、一穂さんの文章の優しさがあふれた世界になってほしい。
彼女がいるのにほかの人へどんどん気持ちが持っていかれてしまったりするの、彼女側からしたらとんだカスだし両手を挙げて喜べる関係ではないけど。それもまた乙かな。
ふったらどしゃぶりもそうだしなあ。
紙で読むとやっぱり紙の良さを感じる。質量というか手の中にちゃんとあって、物質としてページを捲れるのが好きだなと思ってしまう。
そんな感じ。